患者様へ

スポーツ障害肩:

スポーツ障害肩とは、野球、バレーボール、バスケットボール及びテニスなどのオーバーハンド動作でボールを投げたりする時に肩の痛みを認める障害です。その原因は、肩関節の内部に問題がある場合と、肩をとりまく周囲筋のアンバランスで、円滑な力の伝達ができなくなっている場合があります。後者の場合が圧倒的に多く約90%以上を占めており、リハビリテーションで痛みから解放されます。しかし、前者の場合には、肩関節の内部にある肩の安定性に関与している関節唇(関節の縁にある線維軟骨)が損傷されていることが多く、我々は関節鏡視下関節唇修復術等の手術を行っています。スポーツ時には肩は非常にデリケートな動きを必要としますので、出来る限り肩をいたわった関節鏡視下手術が極めて有用です。

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